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Channel: シーズン9 –クリミナルマインド大好き世莉のブログ|あらすじ、感想、ネタバレ情報満載☆
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クリミナル・マインドシーズン9第17話「トンネルの魔術師(Persuasion)」のあらすじと感想

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舞台はスペンサーの故郷、ラスベガス!


砂漠に溺死体が発見されるという
奇妙な事件が発生!


ラスベガスという土地が生み出したこの事件
犯人は魔術師?!


スペンサーのお母さんの行動もついでに気になる
クリミナル・マインドシーズン9第17話
「トンネルの魔術師(Persuasion)」のあらすじと感想です。








「トンネルの魔術師」のあらすじ

ラスベガスの砂漠で
身元不明の女性の遺体が発見された。

2週間前にも同じ場所で女性の遺体が
白骨化した状態で発見されており
連続殺人事件として捜査が始まった。


検死の結果、被害者はどちらも30代の女性で
殴られた跡と、生前ついたとみられる擦り傷が
手首と足首についていた。

2人も監禁されていた可能性があり
死因は溺死という共通点も持っていた。



2人の身元は不明だったが
1番目の被害者はウエストポーチを身につけていたため
ツーリストと考えられ

2番めの被害者はユニフォームを着ていたので
ウエイトレスと推測された。



やがて2番めの被害者の身元が判明する。

被害者は34歳のFrida Bancoroft(フリーダ・バンクロフト)で
地元のダイナーで働くウエイトレスだった。

元ドラッグ中毒者だったが
遺体からは薬物反応は見られなかった。


フリーダが働いていたダイナーの従業員の話によると
フリーダは、働いたお金を引っ越しするために貯めていて
1週間前に引っ越しが決まったばかりだった。



遺体が発見された現場を訪れたJJとリード。

リードは遺体のすぐ近くの看板に書かれた「2/10」の文字を発見する。


ペンキが乾ききっていないことから
最近書かれた文字で、犯人が書いたものである可能性が高まった。



監視カメラの分析で
1番目の被害者の身元も判明する。

被害者はRenee Sheffield(レネー・シェフィールド)で
3年前にラスベガスにやってきたが
定住していなかったとみられる。


レネーはある男性と一緒で
更に詳しくカメラを分析していると
レネーは隣りに座っていた客のチップをくすねていた。


レネーは
ラスベガスにやってきた観光客をターゲットに
詐欺を働くストリップマイナーだったのだ。



後日レネーと行動をともにしていた男の身元が判明するが
遺体となって発見される。


男の名前は
Elijah Hall(イライジャ・ホール)で
遺体の近くには「2/10」のペイントが。



リードは
このペイントの意味は、カウントダウンではなく
2つの目と10本の指を表している
ホーボーコードだということに気がつく。

犯人は、泥棒の掟を破った場合
こうなるぞ、と
ストリップマイナーたちを脅しているのだった。



ホッチナーたちは
犯人のプロファイルを発表する。

・犯人はソシオパスで、自分からなにか盗んだことに対して復讐している
・被害者は皆定住していないホームレスで、犯人と路上やシェルターで知り合ったとみられる。
・フリーダとレネーの遺体を砂漠に遺棄したのは2つの理由がある:
ひとつは警察から発見されにくくするため、もう一つは”メッセージ”を他のものに伝えるため。
・被害者や犯人は徒党を組んでいるが、大きな犯罪組織ではなく、小さな犯罪集団だろう。
・しかし、グループには厳しい掟があり、それを犯した時に死という罰則が待っている。
・犯人はこのグループのリーダーで、異議を唱えることには徹底して非寛容
・だが、犯人は一見普通で物腰が柔らかい。
おそらくカルトリーダーのように社交性に富みカリスマ性があるだろう。
・犯人は壮大な妄想を抱いており、自分を神と交信ができたり
他の高い能力を持ち合わせている、特別な人間と信じきっている。
・犯人は金銭的に行き詰まったり、自分におべっかを使う人間に近づき
惹きつけ、自分の従属者としてはべらせている。
・やがて従属者たちが盲目的に服従すると、犯人のナルシズムも大きくなり
従属者たちに極端なことを要求するようになる。
・また、犯人は自分の影響力を拡大したい欲求にも駆られている。
3番めの被害者が、砂漠ではなく、多くの人が行き交う公共の場所だったのは
より大胆に、より軽率になっていることを示唆している。
・犯人はすでに3人の従属者を失ったため、新たな従属者の勧誘を始めるだろう。
・被害者のライフスタイルを考えると、犯人はホームレスが集まる場所に現れる可能性が高い。



捜査を進めていたホッチナーたちは
やがてラスベガスの地下を走る、放水路の存在に気づき
そこが犯人たちの住処だという見方を強める…



「トンネルの魔術師」の感想

ラスベガスは華やかで明るいイメージが有りますが
それとは対象的な、深い暗闇もあるんだな
ということが印象に残ったエピソードでした。


砂漠なのに溺死体?

そんななぞなぞっぽい始まりは
クリマイの十八番ですが

内容が複雑なので
「あ~、またか」っていうのがないんですよね。


ホーボーコードが出てきたり
ラスベガスの放水路が関係していたり


本当に
「えっ?」っていうサプライズが
今回もたくさんありました。


犯人はなんとな~くわかってましたが
最後フィンがただ勧誘されただけじゃなくて
もっと深い理由があったことを知って
これもまた
「えっ!?」
って感じでしたね。



最後の最後
犯人の性格を見通した上での
スペンサーの巧みな話術に
犯人がひっかかったのはサイコーに面白かったです。


ホーボーコード

ホーボーコードは
hobo codeと書きますが
この「hobo」は、移民労働者やホームレス
仕事のために各地を転々とする極貧の人のことを言うそうです。


ウィキペディアによると
たとえば豆(beans)のことを弾丸(bullets)というふうに
ホーボーたちは自分たちの間のみで理解できるような
独特の言い回しをしていたようです。


それが今回のホーボーコードにつながってるのでしょうか。
にしても
2つの目と10本の指、って
なかなか想像できませんよね(;・∀・)


チキンフライドロブスター

久しぶりにラスベガスに戻る機会ができたので
お母さんに電話をかけるスペンサー。

その時に
「久しぶりにビニオンズのチキンフライドロブスターが食べたい」
と言いましたが

どんな料理か気になって調べてみました。


ビニオンズ(Binion’s)は
ラスベガスにある大きなホテルグループ。

チキンフライドロブスターは
ビニオンズが運営しているステーキハウスの
看板メニューなんですね。


ビニオンズのメニューによると
フライドチキンロブスターは
オーストラリア産のロブスターのしっぽを
パン粉を付けてこんがり揚げたもの。

お好みのソースを付けて食べるんだそうです。


チキンをロブスターの形っぽく揚げた料理かな
ロブスターをフライドチキンぽく揚げたものかな
なんていろいろ想像していましたが

なーるほど。


ラスベガスに行ったら是非
食べておきたいですね~、って

ラスベガス行く予定全然ないけど^^;



お母さんに会えなくてがっかり

地理的プロファイリングや
犯人が書き残したペイントを解読するなど
事件解明に貢献したスペンサー。

でもその一方で
お母さんに会えると期待していたのに
結局会えずじまいでしたよね(T_T)


お母さんはグランドキャニオンに旅行中で
スペンサーに返信もなし。


チキンフライドロブスターも食べられなくて
かわいそうでした。


「お母さんとラバ」は「ホッチとビーチ」(笑)

でも、クウォンティコに帰ってきてから
スペンサーのもとにお母さんから絵葉書と小包が!


小包を開けた時のスペンサーのぱあっと明るくなった顔が
印象的でした。

お母さんスペンサーのこと
忘れてなくてよかったね^^



絵葉書には
ラバに乗ってグランドキャニオン旅行を楽しんでいると
お母さんが綴っていました。


それを読んだスペンサーが興奮気味に
「お母さんがラバに乗るなんて
まるでホッチがビーチにいるくらいありえないよ!」

ってJJに話してました。


ホッチを例えに出すなんて^^;

でも、爆笑してしまいました(笑)


でも、スペンサーにビーチもなんか
ありえないですよね。
前にビーチは不潔で嫌い、って言ってたし。




ラスベガスは
スペンサーの故郷ということで

そのせいか
ラスベガスが舞台になるエピソードは
嬉しいんですよね~。


イーサン登場しないかな、って
まだ思ってるし^^;!




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クリミナル・マインドシーズン9 第10話「いたずら電話(The Caller)」のあらすじと感想

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セントルイスで誘拐事件発生!


被害者の自宅にかかってくる
気持ち悪い男の子の声のいたずら電話の真相は?

15年前に発生した
誘拐事件との関連は?


予測できないストーリー展開に
心臓の鼓動が止まらない!!


クリミナル・マインドシーズン9 第10話
「いたずら電話(The Caller)」のあらすじと感想です。








「いたずら電話」のあらすじ

セントルイスで
10歳のAndy Taffert(アンディ・タファート)が自宅から誘拐された。

アンディの両親が
アンディが姿を消したことに気づいたのは
母親のLinda(リンダ)が朝アンディを起こしに行った時だった。


外部から押し入った形跡も
争った跡もなかったが

玄関のドアには血のりがべっとりとついていた。


リンダの話では
ここ2週間で
男の子の声で「”I’m gonna get you”(やっつけてやる)」という
いたずら電話が5回あったという。

そして
アンディが誘拐された後にかかってきたのは
「”Did you see what I did?”(僕がやったんだよ)」
という内容に変わった。


それを聞いたリードは
15年前にメンフィスで起きた
9歳のFrankie Clayvin(フランキー・クレイヴィン)未解決事件と
今回の事件が、酷似していることに気がつく。

フランキーは、下校途中に姿を消して
36時間後に遺体で発見されたが

やはり自宅には少年の声でいたずら電話がかかってきていた。


アンディとフランキーは
年が近い上、外見も似ていることから
同一犯の可能性が高まる。



アンディの自宅で
両親から事情を聞くロッシとモーガン。

両親とも
親子3人の絆の深さを強調していたが

アンディの父
Malcolm(マルコム)が
アンディの友達の両親のバックグラウンドチェックをする
ということを聞いたロッシは

コントロールする親の目を逃れて
アンディが何かを隠しているのではないかと推測する。


アンディの部屋を捜索していたリードとJJ。

アンディの部屋にスニーカーが無いことに気がついたリードは
犯人がうまく言いくるめて
アンディがスニーカーを履いて自分の意志で出て行ったのでは、と指摘する。


だが
アンディの交友関係を調べても
特に怪しい人物は見つからなかった。



フランキーの父、Richard(リチャード)から話を聞くホッチとアレックスだったが
リチャードが受けたいたずら電話のセリフが
リンダが受けたいたずら電話のものと同一だったことに気がつく。


後日
その時の録音テープを聞いたリンダは
男の声だけではなく、
騒音のようなものまで全く同じだ、と証言する。


フランキーの事件とアンディの事件の犯人は
同一人物の可能性が一気に強まった。



ガルシアの調査で
アンディが姿を消した当日の夜
マルコムの携帯電話から自宅に発信があったことがわかり
疑惑の目はマルコムに向けられた。


15年前でもマルコムは犯行可能な年齢だが
クレイヴィン一家とマルコムの関係はない。

しかも、その後のガルシアの調査で
犯人はマルコムの携帯番号を不正登録し
タファート家から離れた場所から発信されていたことがわかり
マルコムは容疑者リストから外れることになる。


アンディの手がかりをつかもうと
電話の発信源だった森を探す捜査員とホッチナーたちだったが
事件は最悪の局面を迎えてしまう…


【犯人のプロファイリング】
  • 犯人は白人で30代後半

  • いたずら電話をすることから、両親に対してサディスティック

  • 子供の声を使うのは、「子ども」として自分を表現している

  • 少年期に受けた不当な経験から、復讐を狙っている可能性がある

  • コンピュータースキルや技術を持っている

  • 極端な宗教的思想を持っているかもしれない

  • アンディの知り合いか、もしくは子どもに好かれやすいタイプ




「いたずら電話」感想

リンダが受け取ったいたずら電話。

ここからエピソードが始まるわけですが
初め、リンダが被害者になるのかな?
と予想しました。


でも
朝起きたらアンディの姿がなかった。


もう


えっ( ゚д゚)?



このエピソードは
始めから終わりまで

この「えっ?」に
何度も遭遇しました。


ドアに塗られた血は豚の血だったけど
これは聖書の1節からきているのではないか

一家は教会に行ってるし、その関係者?


マルコムが子どもをコントロールする傾向がある

アンディを誘拐したのは、アンディの秘密の交友関係から?


と、こんなかんじで。


それから
犯人が誰なのか、
なかなかつかめなかったのですが

まさかSMに話が飛ぶとは!

さらにそこから
意外な方向に進み
やっと犯人がわかった時は

本当に意外なところからでしたよね!


その犯人を探すために
ホッチたちは2つの場所に分かれて探しますが

JJが暗闇をひとりで調べてる時は
「そろそろ出るか?」
と、ドキドキして画面を直視することができませんでした。

でもこれも私の予想を裏切られましたけどね^^;


トドメは犯人の登場の仕方!

「まさかあんなところから…」

だったので
唖然としてしまいました。


でも
エピソードを見終わった瞬間の感想は
「このエピソード、秀逸すぎ!」
でした。


誰が犯人なんだろう
え、こういう展開なの?!

こういう気持ちにさせてくれるから
推理ドラマって面白いんですよね。


このエピソードはまさにそうでした。


子どもが被害者になるという設定は
余り好きじゃないのですが

ドラマ臭すぎない展開
予測できない展開
犯人登場のタイミングなど

全てにおいて満足

私の好きなエピソードの一つになりました^^



リチャード役の俳優さんの演技よかった~

今回のエピソードが好きなもう一つの理由は

リチャード役の俳優さんの演技。

出番は本当に少なかったのですが
妻を子どもが誘拐される1年前に亡くし
子どもを亡くし
容疑者と疑われ続けた父親

という過去が
にじみ出るような演技でした。


入院先の精神病院で受けた
犯人からのいたずら電話や

アンディの両親と悲しみをわかちあうシーンは
お父さんの心の痛みが手に取るように伝わってきて
もらい泣きしてしまうくらいでした(ToT)


誰かな、と調べたら
Frank Collison(フランク・コリソン)という俳優さんで
テレビドラマのほか「オー・ブラザー!」や「ヒッチコック」など
映画にも出演しています。



ホッチたちの活躍もそうですが
こういう脇役さんたちの演技も
ドラマを盛り上げてくれますよね。


見応えのあったエピソードでした♪



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クリミナル・マインドシーズン9 第11話「怒りの鉄拳(Bully)」のあらすじと感想

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舞台はブレイクの故郷、カンザス・シティ!

一見関連性のない事件だが
調べていくと意外な接点が!

ブレイクの父や弟も登場して
事件の展開とともに
ブレイクの過去も明らかに!!


クリミナル・マインドシーズン9 第11話「怒りの鉄拳(Bully)」のあらすじと感想です。







「怒りの鉄拳」のあらすじ

カンザスシティで
50歳のDavid Morrison(デービット・モリソン)が
遺体で発見された。

全身に激しく殴られた痕があり
遺体はほぼ裸で
女性の下着をつけていただけだった。


ブレイクの父
Damon Miller(デイモン・ミラー)は
元カンザスシティのキャプテンで
現在は引退していたが

今回発生した事件と
1年前に発生した
Tommy Barnes(トミー・バーンズ)と Melissa Hawthorne(メリッサ・ホーソン)の
高校生カップルが殺害された事件は同意通人物によるものだと主張していた。


しかし
両方の事件は
被害者の年齢も違う上

カップルの方はどちらも衣服を身につけていた。


ブレイクは父に捜査依頼を受け
ホッチナーたちとともに現地を訪れる。


カンザスシティで現役刑事のScott Miller(スコット・ミラー)は
ブレイクの弟で、デイモンの主張に反して2つの事件の関連性を否定していた。


犯人のDNAも一致せず
しかも犯行の間には1年のブランクがある。


未だに事件の関連性はないものの
現場検証をしたロッシは
犯人はこれからも犯行を重ねる可能性を指摘する。



デービットの検視官によると
死因は窒息死だが
犯人は体のあちこちの骨が折れるほど
激しく素手で殴っていたことから
かなり腕力の強い人間と想像できる。

また
殺害した後も殴っていて
犯人は相当強い怒りを被害者に持っているのでは
と、モーガンは推測する。


高校生カップルの遺体の第一発見者
トミーの父親から事情を聞くスコットとアレックス。


事情を聞いいているうちに
アレックスは父親が何かを隠していることを感じ取る。


アレックスの質問に
始めは答えたがらなかった父親だったが

ついに
発見した時遺体は裸で自分が服を着せた、と
涙ながらに告白するのであった。

トミーは女性の下着をつけただけの姿であったこともわかった。


新たな殺人事件が発生する。


被害者はPatterson(パターソン)夫妻で
夫のGil(ジル)は他の被害者同様
女性の下着をつけただけの格好で発見された。



被害者の間に関連性は無いと見られていたが
ガルシアの調査で

デービットは以前
トミーとメリッサ
それからパターソン夫妻の娘が通う高校で
以前1週間だけ英語教師をしていたことがわかった。



ホッチナーたちは犯人のプロファイリングを発表する。
・10代から20代前半の白人男性
・激しい怒りを持ち合わせているサディスト
・被害者たちが通っていたジェファーソン高校の元生徒または雇用人で
ドラッグ問題などで処分されている
・社交性に乏しく、職も長続きしない
・犯人の凶行は、過去、思春期に経験した
トラウマになるほどの、強烈な辱めに対する復讐が理由とみられる
・凶悪な犯罪犯の可能性がある
・カップルを襲撃したのは、ある意味「テスト」で
次の事件までブランクがあったのは、被害者が抵抗できないように体を鍛えていた
・ジムまたはヘルスクラブに通っている
・素手で被害者を殺害しているうえ、現実味が薄れているので
ますます危険な状態になっている



「怒りの鉄拳」のあらすじ

シーズン7の「失われた痛み」
彷彿とさせるようなエピソードでした。

冒頭シーンの意外性とか
被害者の共通点や話の展開の意外さとか
地元や家族と疎遠だったアレックスが
最後は和解してバーベキュー、という話の持っていきかたとか

好きな部分はたくさんあったのですが

お父さんがなんで
始めから「この事件は関連性が有る!」と言い張っていたのか
その説得力が欠けてるような気がしました。

「刑事の勘」というやつでしょうが

イマイチよくわかんないですよね^^;


あと
スコットが犯人に襲撃されたシーン。


他の被害者は殺されてるのに
スコットだけ無事、って
ちょっとおきまりのような気がしてしまいました。


まあ犯人は
自分のターゲットしか被害者と見てないタイプかもしれませんが。


にしても
犯人のキャラは
いじめに対する屈辱感や憎しみが生み出したもの
というように描かれていましたよね。

これはすごいな、と思いましたし
こういう背景が犯人を犯罪に駆り立ててしまったことは
なんだか悲しいですよね。


アレックスのプライベートが明らかになったり
意外な形で被害者に関連性が有るなど
興味深いところもたくさんあったので

クリマイファンとして
そしてサスペンスドラマとして
まあまあ楽しめたエピソードでした。



アレックスの過去ってそうなんだ…

アレックスは秘密主義でBAUメンバーにも
あまりプライベートなことを話さなかったので
彼女のプライベートはずいぶんと謎に包まれていました。


でも今回のエピソードで
・アレックスには兄と弟がいた
・父、兄、弟とも警察官
・兄は殉職、母も亡くなった
・2人の死で地元にいるのが辛くなり、離れた
・スコットとも疎遠になり、2人の中はギクシャクしていた

ということがわかりましたね。

クールで
自分の思ってることを言わずにためこむ
そんなアレックスのキャラがよく分かったエピソードでした。

しっかりものの長女タイプのアレックス
姉を慕う寂しがりやの弟スコット

終わりの方のシーンで
2人の会話を聞いていると
そんな2人のキャラが見えてきました。

さすが
プロファイリング番組
人物の描写がしっかり出てますよね♪


今回の事件をきっかけに
アレックスとスコットが和解したのはよかったですし

最後のバーベキューのシーン、すごく好きです(*´∀`*)


ガルシアのイケメン好き健在(笑)

そういえば
スコットってちょっとイケメンですよね。


ホッチの弟ショーンや
スペンサーの友人、イーサンを見た時の
ビリビリビリッと衝撃を受けるほどでもなかったのですが^^;

ちょっと
気になってしまいました(笑)


エピソードの最後
ガルシアが現地に合流しましたが

あ、ガルシアも
ちょっと「おおっ」て顔してましたよね。


あは、私と一緒だ(笑)


ちなみにスコット役は
Brennan Elliott(ブレナン・エリオット)という
カナダの俳優さんです。

映画やドラマで活躍していますが

サスペンスドラマ系だと
「CIS:マイアミ」「ボーンズ」
「キャッスル」「リゾーリ&アイルズ ヒロインたちの捜査線」
に、単発的に出演していました。




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クリミナル・マインドシーズン9 第12話「ブラッククイーン(Black Queen)」のあらすじと感想

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ガルシアのブラッククイーン時代とリンクするエピソード!

今回の事件の真相
ガルシアの過去
ガルシアの元カレ
セクハラ研修…

もう、突っ込みどころ満載で
もう1回観たくなる!


クリマイファンなら絶対見逃せないかも♪
クリミナル・マインドシーズン9 第12話「ブラッククイーン(Black Queen)」のあらすじと感想です。








「ブラッククイーン」のあらすじ

2004年、カリフォルニア州サンノゼ。

ブラッククイーンことガルシアは
動物実験を行った化粧品会社のウェブサイトをハッキング
逮捕されFBIフィールドオフィスに拘束されていた。

ガルシアと面接したホッチナーは
BAUのテクニカルアナリストとしてガルシアをスカウトする。

一方でホッチナーは
ブラッククイーンの仲間のSam Russell(サム・ラッセル)を
売春婦連続殺人事件の容疑者として逮捕する。



それから10年後(現在)
司法省のウェブサイトがハッキングされ
ラッセルの被害者の現場写真と
ラッセルの無実を訴えるメッセージが掲載され

ホッチナーたちは
ラッセルが本当に犯人かどうか再調査することに。


ラッセルは8人の売春婦を殺害した容疑で逮捕され
死刑を言い渡され、2週間以内に執行が決まっていた。

しかし
決め手となったのがラッセルの自白であったこと
4人の被害者は刺殺で、4人は絞殺だったことから
自白前は犯人は2人組と考えられており

曖昧な点があった。


ラッセルの無実を訴え
サンノゼ警察のコンピューターにハッキングして
事件の捜査資料を盗んだり内部資料の破壊を行ったのは
スターチェンバーと呼ばれるハッカー集団と見られた。

ガルシアはブラッククイーン時代
スターチェンバーのメンバーであり
ラッセルはガルシアのハッキング技術に影響を与えた人物だった。



ホッチナーとJJは、サンクェンティン刑務所に収監されている
ラッセルと面会する。


ラッセルによると
当時はデソキシンの依存症で
事情聴取を担当していたBob Cooper(ボブ・クーパー)刑事が
薬と引き換えに自白を強制したため、と説明する。

そしてラッセルは
自分の無実を支援してくれるスターチェンバーについては
いっさい情報を提供しないと言い切る。



本当に薬と引き換えに自白を強制したのか
確かめるためにクーパー刑事から事情を聞く
ロッシ、リード、アレックスだったが
はっきりとした答えは得られなかった。



サンノゼ警察署で
スターチェンバーの被害をチェックしていたガルシアは
トロイの木馬に仕込まれていたコードに
見覚えのあるサインを発見し
今回ハッキングした人物を発見する。


仕込まれていたサインは
ガルシアが昔使っていたもので
仕込んだのはガルシアの元メンターで
スターチェンバーのリーダー
Shane Wyeth(シェーン・ワイエス)。



そんな時
2人の娼婦が殺害される事件が発生する。


シェーンとコンタクトを取る方法を聞くために
再びラッセルと面会したホッチナーとJJだったが
ラッセルは
「シェーンはブラッククイーンとしか話さない」といい

コンタクト方法として
IRCのチャットルームと、その暗号を教えるのだった。




ラッセルが冤罪だという可能性が高まる中
真実を突き止めようとガルシアはシェーンに会うことを決め
ブラッククイーンのキャラでシェーンに会いに行く。


一方ホッチナーたちは
犯人のプロファイリングを発表する。


今回プロファイリングは2つの説を取る。
【1つ目の説】
ラッセルは冤罪で、真犯人(アンサブ)がいる。
アンサブは、長い冷却期間を置いていたが
ラッセルの刑執行が再犯のきっかけとなった。

自分から再び姿を現したのは
BTKキラーこと、デニス・レーダーのように
自分がやったということを表明するためで
犯人の最近の犯行は、そのメッセージといえる。

【2つ目の説】
アンサブはコピーキャットで
ラッセルの判決に疑問を投げかけている人物。

犯罪をコピーするためには
事件のファイルが必要になるため
そのファイルを盗みとったスターチェンバーのメンバーという可能性が高い。

アンサブは他のハッカーメンバーに
自分は誰もしなかった凶悪な方法で殺人をしたということを
誇示したい欲求がある。



「ブラッククイーン」の感想

ガルシアのハッカー時代の話がリンクし
突っ込みどころ満載のエピソードでしたね♪


10年前のガルシア、ホッチ
そしてモーガンのぎこちない関係とか

セクハラについての研修とか

ガルシアのメンターで元カレのシェーンとか

ラッセルが冤罪なのかどうかとか


本当に
始めから終わりまで面白かったですよね。


ガルシアのキャラがよく分かるような話の展開が
本当に良かったです!


ガルシアは昔から心優しい人だった

ガルシアは、動物実験をしたコスメ企業をハッキングしましたが
理由がガルシアらしいですよね。

正義感があって
心優しいガルシアだからだからこそ
ホッチもBAUにスカウトしたんでしょうね。

ガルシアがメインになるエピソードはいくつかありますが
いつも見終わったあと、心があたたまるのを感じるのですが
それはきっとガルシアのこういうキャラからだと思います。


モーガンのスーツ姿久しぶり!

10年前のシーンで登場したモーガンですが
スーツ姿でしたよね♪

うわ~、久しぶり
シーズン1を思い出してしまいました。

もう1回見なおしてみようかな(笑)


モーガンは何を着ても似合いますが
やっぱり今のような、ラフな格好がしっくりきますよね☆(人´Д`)ポッ


にしても
ガルシアがモーガンに向かって
「Hey, eyebrows(ハイ、眉毛君)」といったのにはウケました。

モーガンの眉毛がそんなに魅力的で印象に残ったのでしょうか。


もし私がガルシアだったら
「ハイ、後頭部くん」て言いそうです。

インパクトあるしいい形してますよね(笑)


“ピンクの履歴書”ってそうだったのか!

シーズン6エピソード4「快楽の代償」
ホッチが
「ガルシアがFBIに応募するとき、”ピンクの履歴書”を持ってきた、ユニークな面があった」
みたいなこと言っていたシーンが有りましたよね。

そして今回
ガルシアが履歴書は持ってないけど
と、ピンクの紙にコンピュータスキルについて書きましたよね。

これがその”ピンクの履歴書”
だったんですね~。

まあ、ガルシアはFBIに応募したわけじゃありませんが^^;
ここらへんはちょっと話の辻褄が?!

という感じですが
このくらいで流しておきましょう~。


セクハラセミナーのシーンが面白すぎ!

セクハラ研修のシーンを入れるなんて
すごく斬新!

しかも
ガルシアとモーガンの会話でしばしば出てくるような言葉が
ほとんどでした…ね?

私は”ベイビーガール”しか記憶に無いですが^^;


これについてはまた別記事に書いてみようと思うので
今回はこのくらいにしておきますね(・∀・)


ロッシが地味にインパクトあった(笑)

今回のエピソードで
ロッシ、ベージュ系の色のスーツ着てましたよね。

いつも濃い色のを着てるので
ちょっと目についてしまいました。

こういう色も素敵ですね。


それから
ロッシはジョークで言ったつもりはないと思うけど

ショーンのサイン
“Happy Fun Meow Meow”(たのしくおかしくニャーニャー)
を聞いた時に

「なんだいそりゃ?」
みたいなニュアンスで、意味を聞いたのが
すごく面白かったです(笑)



ガルシアとシェーン

スターチェンバーのリーダーシェーンは
ガルシアの師匠で元恋人。

両親を亡くして
パソコンにのめり込んでいった頃に出会い
再び生きる気力をガルシアに与えた存在でしたが
ガルシアがFBIに逮捕されたのをきっかけに
ガルシアが離れていったんですよね。


ガルシアの環境と心の変化とともに
シェーンと距離が離れてしまったという感じで

シェーンと再会した時のガルシアは
嬉しいような懐かしいような
シェーンがもしかしたら犯人かも、と心配するような
複雑な気持ちが見え隠れしていましたよね。


最後シェーンを必死で助けようとするガルシアは
やっぱりどこかでシェーンを心配しているんだなあ、と
感じました。


なんかお似合いでしたよね、あの二人。


シェーンをテクニカルアナリストにスカウト!
ってわけにはいかないか(^^ゞ


ガルシアとモーガン、よかったなあ~

久しぶりにガルシアとモーガンの絡みがよく見られたのも
このエピソードの魅力ですよね。


逮捕されたシーンのやりとりも面白かったし
セクハラ研修の時も良かったし
シェーンからファイルを取り戻すとき
くじけそうになるカルシアの隣にいて
励ましていましたよね。


あ~、私も励まされたい(笑)!


スターチェンバーについて

ハッカー集団のグループ名
スターチェンバーですが

スペンサーが言ったのは
17世紀のイギリスで行われていた「星室裁判所」とよばれる
刑事特別裁判所のことです。

コモン・ロー(一般国内法)では扱えない
あらゆる事件を取り扱っていました。

また、国王直属の裁判所であったため
王権に反対した貴族を裁くことも出来ました。

星室裁判所と呼ばれたのは
天井に星が描かれていたウェストミンスター宮殿の星の間で
行われたことからです。


一方ガルシアが言っていた
マイケル・ダグラスが出演していた1983年(日本公開は1984年)の映画とは
「密殺集団」のこと。

この映画は
マイケル・ダグラス演じる
スティーヴン・R・ハーディン判事が
法的には裁けない事件の犯人を裁いて処刑人を送る
施設裁判の存在に気づき、その構成員になる、という内容です。


この映画の原題は
「星室裁判所」から来ているそうで
どちらも関連があるといえばあるんですね~。




今回は
突っ込みどころが満載のエピソードで
レビューも長くなってしまいました
(長らくお付き合いくださってありがとうございます( *・ω・)*_ _))ペコリン)。


エピソードの構成もよく
上手にガルシアのキャラを引き出していて
本当によく考えられてるな、と感心するばかり。

私の好きなエピソードのひとつになりました♪




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クリミナル・マインドシーズン9 第13話「帰郷(The Road Home)」のあらすじと感想

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クリーブランドにスプリーが出現!

被害者はみな犯罪者ばかりって
どういうこと?


え、
ロッシの元上官スコットが消息不明?!

どこへ行っちゃったの?


哀愁ただよう男たちの人生模様が錯綜する今回のエピソード
クリミナル・マインドシーズン9 第13話「帰郷(The Road Home)」のあらすじと感想です。








クリミナルマインド「帰郷」のあらすじ

ロッシは元上官のハリソン・スコットから
今までありがとうという礼状と、高価な銃を受け取った。

退役軍人支援施設の仕事にもでておらず
連絡も取れないスコットを心配して
ロッシは一人ロサンゼルスに飛ぶ。


一方ホッチナーたちは
オハイオ州クリーブランドで発生した
スプリーキラー事件の捜査で現地へ向かう。


犯人はクリーブランドにある
町外れの公園で、ギャング2人を射殺した後
その場を逃げ出した1人を1マイル離れたガソリンスタンドまで追いかけて
“仕事”を終え、さらにそこから半マイル離れたバス停で高校生の少年を殺害した。

ギャング抗争とは違った犯行手口であることから
ホッチナーたちに捜査支援の依頼がきたのだった。

さらに
4人目の被害者はギャングとは無関係だが
過去に窃盗で逮捕されたことがある上
持ち主の違う財布を所持していた。


このことから
犯人は、自ら悪に制裁を加える
ビジランティと推測された。



被害者の少年が所持していた財布の持ち主
Sita Patel(シタ・パテル)に話を聞くホッチナーとリード。

シタによると
少年は強引に彼女のバッグを奪って逃走

それを見ていた人々は
助けるどころか見て見ぬふりをしていた。

しかし
一人の男性だけはけシタに声をかけ
少年の逃走した方向を聞いてきた。

シタによると
その男性は落ち着きがあり決然としていたという。



新たな事件が発生する。

被害者はTerry Pyke(テリー・パイク)という男性で
接近禁止命令を受けているにもかかわらず
元妻に近づき、暴力をふるおうとしていた時に射殺された。


元夫の暴力から開放してくれた犯人は捕まってほしくない、と
捜査協力を拒む元妻に驚くアレックス。



再び新たな事件が発生する。


被害者はドラッグディーラーだったが
今回は始めから被害者を狙っての犯行だった。

アパートに設置されていた
防犯カメラにも顔を隠そうとせず
犯人が乗っていた車も監視カメラに映っていた。


そのナンバープレートから犯人が判明
悲しい過去も明らかになる…



一方
ロサンゼルスに着いたロッシは
ハリソンが無断外泊していて
24時間以内に戻ってこないと強制退所職になることを知る。


ハリソンが
海兵隊時代に訪れたことのある
カールスバッドに居るのでは、と推測したロッシは

古い友人が経営しているモーテルに身を寄せているハリソンを発見。

ハリソンは
息子夫婦と孫が近くに住んでいるこの場所を
終の棲家として選んだのだった。

19年間息子と会うことなく
孫に会えないハリソンの苦悩を知ったロッシは
ハリソンの息子、トーマスの自宅を訪れた。



クリミナルマインド「帰郷」の感想

このエピソード、ロッシがメガホンをとったんですね!


なんだか
男の哀愁が漂う、素敵なエピソードでした。


犯人は
働き者で家族を大事にしていたのに
家族の不幸をきっかけにホームレスで酒浸り
やがて犯罪に手を染めてしまいます。

スコットは悪人にならなかったものの
アル中で家庭崩壊、一時ホームレスになり
自滅の道を歩んでいましたよね。

なんだか
この2人の共通点が多くて
それがよくエピソードに描かれていました。


特に
僅かなお金を握りしめ
思い出の地へ向かったスコットと犯人には
胸が苦しめられる思いがしました。


哀愁ただよう犯人は
クリマイには何度か登場しましたが

憎いよりも
同情してしまう部分が多いですね。


ハリソンの話がなければ
見終わった後、虚しく悲しさだけが残ったかもしれませんが
ハリソンとトーマスの結末には何か救われた気持ちになりました。

私の中では印象が強く残り
好きなエピソードの一つです。


スコットいい味出しすぎ(涙)

スコット・ハリソンは
シーズン8第7話「英雄との再会」
で初登場しました。

海兵隊時代のロッシの上官で
再会した時はホームレス
その後ロッシは退役軍人施設を紹介して
スコットは第2の人生を歩き始めたのでした。


今回ロッシと再々会したスコットですが
強がり健在でしたよね^^;

スコットの身を心配するロッシ
「余計なお世話だよ」みたいな態度を取るスコット。


「あ~、相変わらずだなあ、スコット」と
ロッシとのやりとりを見ていた時は
懐かしくて思わず吹いてしまいました。


酒が原因で息子と絶縁状態

でも
息子が住む近くで死を迎えようとしたスコット。


息子への愛情と、不器用な人柄がにじみ出て
すごく切なくなりました。


ロッシに説得されて
初めはスコットと会うことを拒否したトーマスでしたが

最後
退役軍人支援施設に戻るスコットの前に…


このシーンは何度見ても涙で曇ってしまい
よく見えませんでしたが、本当に良かったです(TдT)


スコット役の
メシャック・テイラーさんですが
2014年に直腸がんで亡くなられているんですね。


ロッシといいコンビでいい味出してる
存在感のある俳優さんでした。


スペンサーって語学も堪能だった?!

エピソードの最後
スペンサーがJJに韓国映画を観に行こう
わからなかったら僕が通訳するから、といった時

かなりびっくりしました!


なぜに韓国語?

と思いましたが
スペンサーの意外な一面は
興味深かったです^^


JJ~~!!

エピソードの最後の最後で
JJが何者かに誘拐されてしまいましたね( ̄□ ̄;)!!


スペンサーの韓国語にもびっくりでしたが
まさか次回につづく、となるとは…


一体どうなるの?


次回のエピソードが待ち遠しいです><




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クリミナル・マインドシーズン9第18話「渇いた牙(Rabid)」のあらすじと感想

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ミルウォーキーで怪事件発生!


同じ場所に埋められていた3体の遺体
人間や動物に噛まれた跡
結びつかない被害者たちの特徴…


難解に見えるこの事件
ホッチたちはどうプロファイリングする?


犯人の動機に
「え?こんなことが原因で?」
とびっくりすること間違いなし!


クリミナル・マインドシーズン9第18話
「渇いた牙(Rabid)」のあらすじと感想です。









「渇いた牙」あらすじ

ウイスコンシン州、ミルウォーキー。

郊外にある森林公園で
同じ場所から3体の遺体が埋められているのが発見された。

被害者は男性2名、女性1名。


報告によると
被害者は約1ヶ月おきごとに殺害されたという。


3番めの被害者は
Susan Clark(スーザン・クラーク)と判明する。

死後2週間ほど経過しており
長い間監禁されていたとみられる痕が
手首と足首についていた。



不明だった1番目と2番めの被害者も判明する。

1番目の被害者はMelvin Lewis(メルヴィン・ルイス)
2番めの被害者はRudy Hightower(ルディー・ハイタワー)。


被害者たちの性別も人種も、職種もバラバラで
共通点は見つからない。



遺体が遺棄されていた現場に訪れたモーガンとJJ。

場所は車で入るにも運ぶにも不便な場所で
モーガンとJJは
犯人にはリスクを犯してまでここに遺棄する意味があると推測する。



検死結果の報告を効くロッシとリード。
検視官は被害者の死因は心停止と判断するが
なぜそうなったのが原因を特定できなかった。


さらに
被害者には死後または生前につけられたとみられる噛み痕があり
メルヴィンにつけられたものは動物によって
ルディーとスーザンは人間によって噛まれたものという。


その後の捜査で
メルヴィンが動物管理センターで働いていたこと
被害者たちは狂犬病(恐水病)にかかっていたことがわかった。


被害者たちを拘束していたこと
メルヴィンだけが動物に噛まれていたことから

リードは
犯人は被害者にウイルスを感染させ
ウイルスが体内で孵化させることを目的に
被害者を監禁していたのではないかとの見方を強めた。



ホッチナーたちは犯人のプロファイルを発表する。
・犯人は20代なかばから30代前半の白人男性
・被害者についた噛み痕は、犯人が被害者を狂犬病に感染させるためにつけたもの。
人間の噛み痕は、他の被害者のもので、噛ませることによって感染させていた。
・犯人は、被害者が他の被害者に攻撃するのを見て興奮するサディスト。
おそらく攻撃の様子を撮影して、何度も見て楽しんでいるだろう。
・狂犬病は致死率の高い病気で、狂犬病ウイルスを殺害方法として利用する犯人にも高いリスクを伴う。
この方法を使うということは、狂犬病が犯人にとって特別な意味があることがわかる。
ペットを狂犬病で失ったといった経験があるかもしれない。
・狂犬病ウイルスの入手は難しいため、犯人は動物クリニックや害虫駆除会社に勤めている可能性がある。
・犯人が犯行を実行する欲望は尽きることがない。自分自身で犯行をやめることは無いだろう。
・被害者を長期間監禁できる人目につきにくい建物を所有している。



地理的プロファイリングから
犯人の犯行エリアを割り出したリードは
このエリアで過去1ヶ月の間に2人が行方不明になっていることに気がつく。


さらに
狂犬病を手がかりに調査をしてたガルシアは
ある有力な情報を発見する…




「渇いた牙」感想

ミルウォーキーというと
ついジェフリー・ダーマーを連想してしまうのですが

今回の事件も
なんだか不気味な展開で始まって
終わり方も不気味でしたよね。


狂犬病を使った一連の事件
まさか、という展開でしたが
犯人の描写があまり出てこなかったので
不透明な部分ばかり多くて
一層ストーリーを不気味にしていた気がします。


ただ、犯人についての描写が少し足りなかったです。

いつもだったら
「そうそう、その犯人のキャラだもんね~」と納得できるのですが

サディスティックで被害者の様子を撮影する
といった犯人の特徴にイマイチ入り込めませんでした。



犯人の動機がカニバリズムや
噛むことに快楽を見出しているシリアルキラーでもなくて
ウイルスを感染させることが目的だと見破ったり

地理的プロファイリングで
犯人逮捕につなげたスペンサーの推理が光ってましたよね。


あと最後犯人を捕まえる時の
モーガンとスペンサーの見事なチームワークはよかったです!



すごく陰気な展開で
犯人にイラッとしてたところだったので
終わりはスカッとすることができました♪



体力検査のエピソード

このエピソードで忘れられないのが
なんといってもガルシアとスペンサーの
体力検査の話ですよね。


スポーツとはまったく縁のない二人が
嫌々トラックを走っている…


なにかと思ったら
体力検査に合格するため
密かにトレーニングしていたんですね。


にしても
ガルシアもスペンサーも
輝く太陽のもと、運動に励む姿
似合いませんね^^;

特にスペンサー
スポーツウエアのソックスまで
やっぱり左右違うし(笑)



モーガンに内緒で頑張ってたけど
最後はトレーナーの代理でやってきましたね。


ガルシアとスペンサーをしごくシーンは
「クリマイってサスペンスドラマだっけ?」って忘れるほど
コミカルで面白かったです!


実は試験免除されてた、っていうオチは
最高に良かった(笑)



ラビッド

このエピソードの原題は「Rabid(ラビッド)」というのですが
同じ題名の映画を連想させる部分がいくつかあります。

「ラビッド」は
1977年に制作されたホラー映画。

交通事故にあった主人公が
副作用の危険性がある皮膚移植の手術を受けたために
噛み付いた相手が”ラビッドゾンビ”に。

ゾンビになった相手は狂犬病のように暴れて他の人に襲いかかり
噛みつかれた人はゾンビになってまた他の人に、というふうに
被害がどんどん広がっていくという物語です。


今回のエピソードの被害者も
狂犬病の症状を発症して
他の被害者に噛み付いて感染を広げていましたよね。


う~ん
やっぱり不気味な話です(ノД\lll)



ハンター・カニンガム

今回のエピソードでカギを握っている人物が
ハンター・カニンガム。

声だけの出演ですが
あの暗闇王子ことビリー・フリンの子供時代を演じた
子役(Stone Eisenmann)なんですね。

もし、シリーズ6第1話「開ない夜」を観ることがあったら、チェックしてみてくださいね。




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クリミナル・マインドシーズン9第19話「記憶の稜線(The Edge of Winter)」のあらすじと感想

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1年前に発生した事件の真相を追うホッチナーたち!


事件の真相と犯人のパートナーは一体誰?


唯一の生存者の記憶だけが頼り
果たしてモーガンは真相を聞き出すことができる?


ちょっと不思議な気分に包まれる
クリミナル・マインドシーズン9第19話
「記憶の稜線(The Edge of Winter)」のあらすじと感想です。








「記憶の稜線」あらすじ

ニューヨーク州ハミルトン。

モーガンは2013年に起きた事件の生存者
Daria Samsen(ダリア・サムセン)が入院している
メリーランドグローブ精神科病院を訪れた。

事件の裁判が行われる前に
ダリアが証人として法廷に立てるかどうか
彼女の過去の証言について確認する必要があったのだ。


モーガンはダリアの過去の証言を
ひとつひとつ確認しながら事件を振り返る。


事件のあらまし

アップステート・ニューヨークにある町、ハミルトンで
10日間で3体の遺体が発見された。

3人は年齢も性別も
拉致された日や最後に目撃された場所などばらばらだったが

体には農耕具でつけられたようなものでつけられたとみられる
無数の穴で出来た模様らしきものが残っていた。


女性の被害者には性的暴行の痕が
被害者がすぐに死なないように刺していることから


犯人は刺すことによって性的興奮を得る
サディストではないかと見られた。


3番めの被害者
ベン・ウィルソン(Ben Wilson)の遺体が発見された現場を検証する
モーガンとJJ。


現場は車で乗り入れるような場所でなく
停めた場所から歩く必要が有ること
体格の良い男性の遺体を運ぶ必要が有ること
カカシのように吊るす必要が有ること

などから
犯人にはパートナーが居ることが濃厚になった。


被害者の検死結果から
リードは遺体につけられた穴は
アイスピックであることに気がつく。

無数の穴を規則正しくアイスピックでつけていることや
遺体が遺棄されていた現場が整然としていることなどから
犯人は強迫性障害(OCD)である可能性が出てきた。



ホッチナーたちのもとに
新たな被害者が発見され、病院に搬送されたと情報が入る。


この時の被害者がダリアで
体には他の被害者と同じような刺し傷や監禁された痕
長期間監禁されたことと車にはねられたことで
逆行性健忘症になっていると診断された。


ダリアから事情を聞こうとするJJとモーガンだが
興奮していて、一緒に逃げようとして犯人に拘束されている
女性を助けて欲しいと訴えるだけだった。



その後新たな遺体が
サービスエリアのトイレに吊るされた状態で発見される。

遺体の特徴は他の被害者と似ていたが
アイスピックでつけられた穴はこれまでより大きく
さらに現場は血痕が飛び散るなど整然とした様子が見られなかった。



ダリアに確認した所
被害者の女性は一緒に拘束されていた女性
キャリー(Carrie)とは別人ということがわかり
ホッチナーたちは犯人のプロファイルを発表する。

・犯人は2人組のサディスト
・遺体を公共の場に晒すことによって社会に脅威を与えようとしている
・一人はリーダー格で感情的要求から犯行を実行、もう一人はリーダーに服従し脅迫障害の傾向がある
・被害者を刺すのは、性的欲求からきている
・被害者に逃げられた経験から、犯行はより無謀さを増し
犯人たちのパートナーシップに亀裂が入る原因にもなったと考えられる
・ダリアは他の被害者よりも長期間拘束されていたことから
おそらくリーダー格の犯人にとっては自分の妄想を満たす特別な存在だった。
ダリアが逃げたことにより犯人の怒りは増し、犯行期間が短くなり
被害者をより人目につく場所に晒すことによって自分の怒りを表している。



その後の捜査でリーダー格の犯人が判明するが
もう一人の犯人の特定にまではいたらなかった。


そして事件から1年後
モーガンと事件を振り返っていたダリアは
事件解決のカギを握る重要なことを思い出す…




「記憶の稜線」感想

どんな話になっていくのかな、と思ったら
過去に起きた事件を回想するストーリー展開でしたね。


事件解決のカギを握る人物が
逆行性健忘症という設定は
シーズン3、19話「記憶を失くした殺人犯」を連想させます。


もしかしたら途中で
「あ、犯人て…」と気がついたかもしれませんが

私は最後までわからなかったので
話の最後の場面で犯人がわかった時は

「えっ?!これがオチかあ~」

という感じでした。



なので
すごく楽しめましたよ、サスペンスドラマとして(笑)


このエピソードを見終わった後

何か寂しいというか
物足りなさを感じたんですが

よくよく考えたら
モーガンとホッチ以外は
回想場面にしか出てこなかったし
メンバーのジョークも出てこなかったということに気が付きました。


まあ
ハッピーエンド、というわけでもなかったですからね^^;


でも
モーガン最初から最後までかっこよかったので
全然文句無いです(笑)



カンザスとは違うんだね

3番めの被害者、ベンがカカシのように吊るされて発見されましたが
その時にロッシが
「Dorothy, we’re not in Kansas anymore(ドロシー、ここはカンザスとは違うんだね)」
と言います。

オズの魔法使いで有名なセリフですが
なんでロッシが言ったのか、気になりました。


私個人の推測ですが
“カカシ”からとっさにオズの魔法使いが頭に浮かんだだけか

それとも
被害者が馴染みなる場所から突然
悪夢のような場所に連れ去られ
人生が終わってしまったことを思ったため
なような気がします。


「かかし」ってそんな意味があったの?!知らなかった

ベンがカカシに見立てられて遺棄されていたことから
スペンサーが古事記を引用して
かかしは「この世の中のことならなんでも知っている神のシンボル」
という意味があると言いました。


古事記にそんな記述があるんだ?!

と、調べてみたら
久延毘古(くえびこ)という名前の神様が登場するんですね。


久延毘古は田の神、山の神、農業の神、土地の神で
賢者であったものの、歩く力を持っていなかったと言われています。

かかしは久延毘古の依代とされ
地方によっては「かかし上げ」という
山の神に感謝の気持ちを捧げる祭りが行われているそうです。


かかしにはそんな意味があったとは。


さすがスペンサーですね
恐れいりました^^;



スペンサー人形あったら
飾って拝みたいです(;・∀・)



マシュー・シェパード

事件の被害者にイスラム教徒だった女性がいたことから
ヘイトクライムの可能性があると考えたBAU。

その時アレックスが例に出した
「Matthew Shepard(マシュー・シェパード)」ですが
マシューは、ヘイトクライムとして全米の注目を集めた事件の被害者。


1998年10月6日
ラッセル・アーサー・ヘンダーソンとアーロン・ジェイムス・マッキンリーは
同性愛者を装ってマシューに近づき、車で連れ出したあと
マシューに激しい暴行を加え、フェンスに縛り付けて放置しました。


マシューはおよそ18時間後にサイクリストによって発見されましたが
すでに昏睡状態に陥っており、病院に搬送され10月12日に亡くなりました。


ちなみに
第1発見者のサイクリストは
初めマシューのことをかかしと思ったということです。



ラッセルとアーロンには
それぞれ終身刑が言い渡されましたが
事件はそれだけにとどまらず

同性愛者のヘイトクライムとして
全米の注目を集めたほか
事件をきっかけに同性愛者の擁護活動や
反対運動が盛んになったり


ヘイトクライムを禁止する
「マシュー・シェパード法」成立のきっかけにもなりました。



ウォーカー刑事

地元警察官の活躍が
そんなに目立ったわけではありませんが


ウォーカー刑事役のガイ・ナーダリ(Guy Nardulli)は
シーズン3「忍び寄るストーカー」で覆面捜査官役として登場していました。




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クリミナル・マインドシーズン9第20話「報復(Blood Relations)」のあらすじと感想

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ウエスト・ヴァージニアで連続殺人事件発生!


屈強なハンターを狙った
ハンターの仕業?!


猟奇的な犯行、家同士の深い確執、口を閉ざす当事者たち…


数々の疑問を解き明かしたホッチナーたちを待っていた
事件の真相とは…?!



クリミナル・マインドシーズン9第20話
「報復(Blood Relations)」のあらすじと感想です。





「報復」のあらすじ

ウエスト・ヴァージニア州ホイーリング郊外。


クラーク・ハワード(Clark Howard)という男性が殺害され
首を180度ひねった状態の遺体が発見された。


これを受けてBAUに捜査依頼が来たが
クラークの前にもマサイアス・リーという男性が
クマを捕獲する罠で殺害されるという事件が起きていた。


どちらの被害者も狩りをしていて
殺害には有刺鉄線が使われていており
まるで被害者を”狩る”ような殺害方法だった。



事件を調べていると
被害者のクラークとマサイアスは
家同士で報復合戦を繰り広げているほど
深い確執があることがわかった。



当初、クラークがマサイアスを殺害したのでは
と推測していたホッチナーたちだったが
リー家の当主でマサイアスの父、 マラカイ(Malachi)は一切語らず
ハワード家の当主でクラークの母シシー(Cissy)は
家族の人間が自分の命に背いて殺人を起こすことはない、と
強く言い切るのだった。



クラークとマサイアスの遺体を調べていたロッシとモーガンは
両者の体に化学物質でできたようなやけどを見つける。



犯行に使われた有刺鉄線について
その出処を調べていたリードは
それが3件の農家から盗まれたものとわかる。

しかし
盗まれた農家はみな口をそろえて
それが「マウンテンマンのしわざ」というだけであった。



盗まれた有刺鉄線は3本。
新たな被害者が出る可能性が高まったが
リー家の息子、マイルズ(Miles)の妻 マディー(Maddie)が
首に鎖をまかれ、車で引っ張られて首をちぎられるという事件が発生する。

その時にも有刺鉄線が使われていた。


両家がメタンフェタミンの製造販売をしているのでは
と疑っていたホッチナーたちだったが
マイルズはそれを猛然と否定し
シシーもマディー殺害に一切関わっていないと言い切る。


ホッチナーたちはこれを受けて
プロファイリングをもう少し続けることを決める。



ハワード家とリー家のオンラインショッピング履歴を調べていたガルシアは
メタノールやソディウムといった化学薬品や関連アイテムを購入していたことを発見。


郵送先のマラカイが所有する農場に駆けつけたホッチナーたちは
一家がバイオ燃料を製造していたことを発見する。

両家はドラッグの製造ではなく
バイオ燃料の製造で利益を得ていたのだった。



家族ぐるみのビジネスに
参加していないまたは外されているメンバーがいないかどうか
調べていたガルシアだったが
やがて一人の名前が浮かび上がる…




「報復」の感想

犯行の手口、家どうしの確執
事件の真相や犯人など

どれも奇妙でミステリアスで
かなり楽しめました。

エピソードの冒頭は
1965年のシーンで

「なんだろ」

と思っていたのですが
見ていくうちにそれをすっかり忘れてしまって

最後のほうで
「あ、そういうことだったのか」というのがわかるような展開でしたよね。


これ、マシュー・グレイ・ギュブラーが監督したんですよね。
言われなきゃそのまま素通りしてたかもしれませんが^^;


あえていうなら
奇妙な仕上がりがギュブラーっぽいかもしれませんね^^


なんであの犯人が車運転できるの?
いつ免許取ったんだ?


という突っ込みはありますが(笑)


意外でしかも自然に流れるストーリー展開
ミステリアスな終わり方

という、クリマイならではの面白さが
じわっと味わえたエピソードでした。



アレックスが危機一髪!

最後のほうで
アレックスが犯人に襲われるシーンが有りましたよね。

それがちょっとトラウマになってしまったようでしたが
常に冷静沈着で
あまり弱いところを見せなかったアレックスの
人間らしい魅力を感じた瞬間でした。


こういうところをもう少し出してくれれば
アレックスのキャラもかなりいい味がでると思うんですよね~。


個人的にはこのエピソードで
前よりもアレックスが好きになりました(*´∀`*)


他のメンバーのジョークを
ジョークで返す、というところがでたら
最高ですけどね~。



アパラチア

事件のカギを握る
“アパラチアの女性”ですが

アパラチアとは地域の名前で
ウィキペディアによると

アパラチアはアパラチア山脈周辺の地域で
南はミシシッピ州とアラバマ州の境界線から
北はペンシルバニア州とニューヨーク州の境界線まで
今回舞台となったウエスト・ヴァージニア州も含まれます。


アパラチアには
地理的に孤立していたという歴史を持っていたため
そこに根付いていた古くはイングランド人やアイルランド人
スコットランド人の音楽や歌、信仰
自給自足の生活といった生活文化がそのまま受け継がれていました。


なので、そこに住んでる人は
“アパラチアン”とか”アパラチアの人”などと呼ばれるようですね。


アパラチアンというと
アパラチアン・トレイルという
広大な自然歩道が有名ですが

アパラチアン・トレイルというと
私はどうしても「帰れない森」
を連想してしまいます^^;


あ、そういえばそのエピソードも
最後犯人捕まらないんですよね。


犯人が捕まらないで終わり
というのはやっぱり消化不良を感じてしまうので
いつか何かしらエピソードにして、決着つけて欲しいですね。



マウンテンマン

エピソードでは
アパラチアの森に住むと信じられている「マウンテンマン」
南部至上主義組織メンバー「マウンテンマン」
と、出てきましたが

実際にアパラチアでは
マウンテンマン伝説みたいなものあるの?

と、マウンテンマンについて探していたら
いろいろと面白い事実が見つかりました。


【独立戦争時代の「マウンテンマン」】
マウンテンマンというのは実在していて
ウィキペディアによると
1780年にノースカロライナ西部で起きた
キングスマウンテンの戦い
1000人のマウンテンマンがイギリス軍を圧倒したということですが

マウンテンマンと呼ばれていたのは
アパラチア開拓民からなる愛国軍。

なぜマウンテンマンと呼ばれたのか
正確なことはわかりませんが

イギリス軍を打倒するにあたり
民兵たちが山を越えて集まってきたからと考えられます。


【毛皮ラッシュ時代の「マウンテンマン」】
1810年から1840年代の初めころに
ロッキー山脈を中心に活動していた罠猟師や探検家のことを言います。

罠猟師は主にビーバーを捕まえて
毛皮会社はそのビーバーの毛皮で製品を作っていたんですね。

時代の流れとともに登場して
衰退していったマウンテンマンですが
一般的に言われている「マウンテンマン」とは
この罠猟師たちのことを指すようですね。


【インドの「マウンテンマン」】
のみとハンマーだけで岩山を削り
22年かけて道を作ったダシュラス・マンジ(Dashrath Manjhi)さんは
「マウンテンマン」と呼ばれています。


この実話にかなり感動してしまったので
別の記事に書きました。

興味があったら読んでみてくださいね。
⇒こちら




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クリミナル・マインドシーズン9第21話「獣たちの祝宴(What Happens in Mecklinburg)」のあらすじと感想

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犯人は豚のマスクをかぶった犯人の
連続拉致事件が発生!


犯行はランダム、それとも?


やがて明らかになる
“豚”と被害者たちの関係

そして、犯行に隠されていた
悲しいストーリー…


クリミナル・マインドシーズン9第21話
「獣たちの祝宴(What Happens in Mecklinburg)」のあらすじと感想です。







「獣たちの祝宴」あらすじ

テネシー州メンフィスで
48時間以内に3人が次々と拉致される事件が発生した。

1番目の被害者はマイケル・スミス(Michael Smith)59歳
2番めの被害者はトレバー・バーケット(Trevor Burkett)23歳

3番め被害者、21歳のクリス・ホワイト(Christy White)は
友人のデビー・マーティン(Debbie Martin)と一緒にいる時に被害にあった。


犯人はデビーをスタンガンで襲って意識を失わせてから
クリスを拉致した。


病院で意識が回復したデビーは
犯人はブタのマスクをしていて突然襲ってきた、と話す。


デビーを現場に残し
クリスだけ連れ去ったのは
初めからクリスだけを狙っていた可能性がある。


しかし
被害者の特徴もバラバラで
事件発生現場はかなり離れている。

被害者は皆白人
という以外は共通点が見いだせない。


マイケルの通話履歴を調べていたガルシアは
一人だけアリバイチェックができていない人物がいることに気がつく。

その人物はエドワード・カルダー(Edward Calder)医師で
マイケルが拉致される1時間前に会話していた。


エドワードから事情を聞くロッシとホッチは
マイケルとは19歳からのつきあいで
メクリンバーグ州立大学在学中は
フットボールチームに所属してたことを知る。


さらにガルシアの調べで
2番めの被害者、トレバーは
The Beta Sigma Delta(ベータ・シグマ・デルタ)という
フラタニティ(組織)に所属していたことがわかる。

このフラタニティは
ブタのマスクをかぶるなど、ブタをテーマにした大規模なパーティを毎年開催していたが
ジェイムス・リンウッド(James Linwood)という新入生が
屋根から飛び降りて、致命的な脳損傷を起こし、解散していたことがわかった。



ベータ・シグマ・デルタが
何か事件に関係しているのではないか
という見方が濃厚になった矢先

トレバーが瀕死の状態で発見される。
体には拷問を受けた痕が残っており
無理やり塩酸を飲まされた痕も残っていた。


犯人はジェイムスを死に追いやった組織に復讐するため
関係者を拉致して精神的に苦しめているのではないか…


ホッチナーたちは犯人のプロファイルを発表する。
・被害者をスタンガンで拉致したり、塩酸を使って被害者を拷問していることから
犯人は女性と考えられる。
・犯人は不正を犯した者を罰するという使命感にとらわれている
・犯人がかぶっているブタのマスクは、ベータ・シグマ・デルタで起こった
ジェイムスが屋根から飛び降りた夜を象徴している
・被害者を拷問するのは、ジェイムスに対して復讐する意味がある
・トレバーが塩酸を飲まされたのは、ジェイムスに無理やり飲ませたアルコールを象徴している
・犯人が被害者を傷つけるのは、ジェイムスに何をしたか世の中に知らしめるため
・犯人の次のターゲットは、おそらく同じフラタニティのメンバーか、パーティの参加者
ジェイムスの一件に関係している大学関係者も入るだろう
・犯人がすでに拉致している被害者は、監禁されて拷問を受けている


リードは、トレバーとフラタニティで一緒だった
マーカスから、話を聞く。

認識面接を行っていくうちに
マーカスは、パーティーで起きた
ある重要なことを思い出すのだった…



「獣たちの祝宴」感想

クリマイには
「罪を憎んで人を憎まず」というタイプの犯人は
過去に何人も登場していますよね。

今回の犯人もそんなタイプでした。


なんてひどいことを…
と思っていたけど、その理由を知ると
切なくなってきますよね。


豚のマスクを被った犯人像はインパクトありました。
ちなみにこの豚のマスクは
「ソウ」シリーズに登場するジグソウが被る
豚のマスクを髣髴とさせるものがあります。


あ、ちなみに
ジョン・クレイマーを演じたトビン・ベルは
前回のエピソードでマラカイ・リー役で登場してました^^;


でも
豚のマスクはただ顔を隠すだけじゃなくて
そこには”豚”にまつわる悲しい事件が隠れていた。


これは全く予想していなかったので
う~ん、さすがクリマイ、と
うならずいはいられませんでした。


そして
エピソードに挟まれた
モーガンとサヴァンナの恋の行方。


全体的にどよんとした雰囲気だったけど
この2人のエピソードが入ることによって
「程よい甘さのビターチョコ」のような仕上がりになったと思います^^




SDU time?

サヴァンナの両親に会う約束をまたもや仕事で
ドタキャンすることになったモーガン。

仕事に出る前
そのことでサヴァンナとひともめありましたが


事件が終わった帰りの飛行機の中で
サヴァンナとの仲がうまく言っていないことを
JJに見破られてしまいます。

JJが
「SDU Time」
と言うのですが

SDU=She Doesn’t Understand(彼女はわかってくれない)

もうそんな時期に差し掛かってるの
というニュアンスでした。

JJによると
この症状が現れるのはつきあって半年くらいたってからで
別れ話を出したり、じぶんは悪者になりたくないので相手にふらせる
行動に出るそうです、って


モーガンそのまんま(笑)!


この二人のやり取りを見ていた時

「あ~、エミリーがいたらこの役するんだろうな~」って思ってたのですが

家庭と仕事を両立しているJJだからこそ
働くことが恋愛をうまく行かせるコツで
自分の気持ちに正直になって行動することが一番
という言葉に説得力が出るんですよね。


モーガンは広報係の時のJJが好き、って言ってたけど
私は今のほうが好きだなあ~(*´∀`*)


JJに正論をバシッとぶつけられて
たじたじになってるモーガンが可愛かった♪



惚れられてるっていいね(感涙)

エピソードの冒頭ではギクシャクしていたモーガンとサヴァンナ。

ですが
エピソードの最後には
モーガンしっかりとサヴァンナに言い切りましたね
「一緒にいたい、惚れてるんだ」って。


うわ~!
やっとモーガンが誰かに本気で惚れてるシーンが来た-
って感じでした。


クリマイシーズン1からずーっと見てるけど
モーガンのこういうシーンはありそうでなかったですからね~。


自分がサヴァンナになって
モーガンが言ったセリフを
もう一度頭のなかで再現して
モーガンから告白されて身悶えしてしまった
というのはココだけの話(笑)



モーガン「眉毛君」JJ「天使」

モーガンとサヴァンナの恋の行方で
あんまり目立たなかったけど
ガルシアのセリフ、今回も良かったです~。

中でも
“Eybrows,Angel, I love you”

良かったですね~。


モーガンとJJに呼びかけてるんですが
モーガンは「眉毛君」

この呼びかけ、久しぶりに登場しましたね


JJを「天使」と呼ぶのは初耳かな?
にしてもピッタリです^^



クリストファー・ドーナー事件

リードがプロファイリングのときに
事例に挙げたChristopher Dorner(クリストファー・ドーナー)事件は

2013年にロサンゼルスで起きた
元警察官による一連の銃撃殺人事件。

クリストファー・ドーナーは
不当に警察官を解雇されたことから
きっかけを作った警察官に恨みを持ち
インターネット上に警察官とその家族を殺害するという
声明文を投稿しました。

その後警察官の娘と婚約者を射殺
容疑者として逃亡中に銃撃戦を繰り広げ
護衛や警察官が犠牲になりました。


最後は
ドーナー容疑者が立てこもってると見られる
山荘を警察が破壊、催涙弾を投げ入れるなどして
山荘は全焼、焼け跡からドーナー容疑者とみられる焼死体が発見されました。


事件発生から約9日
容疑者を含む5名が命を落とし
6人が負傷

ドーナー容疑者を捕まえるために
LA市警の警察官10,000人が動員され
100万ドルの懸賞金がかけられていました。


この事件では
警察官による誤射事件が起きたり
ドーナー容疑者を火責めで追い詰めるなど
事件後も批判が起きていました。




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クリミナル・マインドシーズン9第22話「テセウスの迷宮(Fatal)」のあらすじと感想

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死を予告されたメモを受け取った人が
必ず死亡する不可解な事件が相次いで発生!


犯人はなぜ予告できるの?
ひょっとして預言者?!


被害者を選ぶ理由は?


すべての謎は最後までのお楽しみ!


クリミナル・マインドシーズン9第22話
「テセウスの迷宮(Fatal)」のあらすじと感想です。








「テセウスの迷宮」あらすじ

カリフォルニア州ロングビーチ。

地元警察で拘束中の男性が留置所で死亡した。

男性は38歳のWayne Campbell(ウェイン・キャンベル)で
死亡する前日、警察署に自分の死を予告するメモを持ち込み
「保護して欲しい」と懇願してきたのだった。


メモには
“You have less than a day to live.
There is no way to prevent the inevitable.”
(お前はの生命はあと1日。必然の運命から逃れる方法はない)

と書かれてあったが
犯人はどうやってウェインを殺害することができたのか。


ウェインの死因はヒ素による中毒死で
これを聞いたある警官が
似たような事件が近隣の管轄内で起きたことを出す。


被害者の名前はHelen Mitchell(ヘレン・ミッチェル)。

6日前に、脅迫メモがレターボックスに入っていたと
警察署に相談に訪れた後死亡している。

ヘレンの死因もヒ素だった。


この一連の殺人事件の捜査協力を受け
地元に向かうホッチナーたち。

ウェインとヘレンの共通点は少なく
ウェインは鎮静剤の乱用
ヘレンはアル中というところに注目する。


一方ブレイクは
犯人が残したメモを分析し
“Stop it”(止められない)という代わりに
“prevent the inevitable”(必然の運命は避けられない)
と、人があまり使わないような言い回しを指摘する。



機内で議論がかわされているときに
ガルシアから3人目の被害者が発見されたという報告を受ける。


被害者はカルロス・オルテガ(Carlos Ortega)という
カーショップのオーナーで、店内で殺害され
胸には麻の紐がまっすぐに置かれていた。


現場を調べていたブレイクは
ウォーターボトルの中に
ヒ素らしき残留物を見つける。



ウェインは
ヒ素を盛られた時間帯は
スポーツバーにいたことがわかっている。

ヘレンの秘書を務めていた女性によると
ヘレンは死亡当日ずっと家におり
接触したのはチョコレートの宅配人だけだった。


チョコレートの送り主は地元のチャリティ団体で
団体からは3つのチョコレートの箱がなくなっているのがわかった。


さらに
ウェインの所持品からも
ヘレンの自宅からも、麻の紐が発見されたのだった。


ウェインが訪れたスポーツバーのバーテンダーの話では
ウェインの隣に男が座っていたことを覚えており
この男がウェインの飲み物にヒ素を盛った可能性がある。

ヘレンのチョコレートと
カルロスのウォータークーラーからはヒ素が検出され
被害者がヒ素を飲んだ経緯が特定される。


バーテンダーと
カルロスと最後に会った友人の話から
共通の犯人像が浮かび上がる。



犯人のハンティンググラウンドは一定地域にあるが
犯人の動機や被害者を選ぶ基準は不透明のまま。

そんな時4人目の被害者がでてしまう。

被害者はジャニス・チェスウィック(Janice Cheswick)という女性で
死亡予告のメモを受け取ったと
警察に通報している途中に殺害された。

ジャニスはロッシの忠告通り
何も口にせず、ヒ素を飲むことはなかったが
犯人はジャニスを執拗に刺し
麻の紐で首を絞めていた。


被害者に共通して残された麻の紐を見ていたリードは
やがて紐の長さと被害者の年齢が一致することに気がつく。



ホッチナーたちは犯人のプロファイルを発表する。
・犯人は白人男性、年齢は40代、大柄
・高秩序型で、被害者を注意深く選択し
ターゲットについて細かく調べて犯行に及ぶ計画性が見られる。
しかし犯人が被害者を選ぶ目的や理由は不明
・犯行現場に残された麻の紐はギリシャ神話の”3つの運命”を参考にしているとみられる:
ギリシャ神話に登場する、人間の寿命を決める三姉妹の女神
1.クロートーは人間の寿命を「紡ぐ者」
2.ラケシスは人間に寿命を「割り当てる者」
3.アトロポスは人間の寿命を「切る者」(死を意味する)
・麻紐は犯人は運命の女神になったつもりでいることを象徴している
・犯人がスプリーになったきっかけは不明、しかし大きな喪失感と考えられる
なぜなら自分の運命をコントロール出来ないが、他人の運命をコントロールしているからだ
・犯人はかなり緻密、事前に被害者の後をつけ、習慣などを調べ、接触さえしている
・捕まるおそれがあるとわかっていても被害者と接触する必要があるのは、犯人の衝撃が強いため   
・この衝撃は犯人の破綻を意味し、被害者への予告から殺害までの期間が短くなっている




「テセウスの迷宮」感想

今回はギリシャ神話が鍵になっていますが
毎回いろんな工夫がされていて
本当に飽きませんね。


犯人が早い段階でわかってしまうのは
ちょっと残念かな~
という気持ちもしましたが
わからないと話が進まないところもあり
これは仕方ないですね。


犯人が事件を起こす理由が
なんとなくはわかってきましたが
被害者を選ぶ理由が話の後半までずーっとわからず
わかったときは

「ええ~っ、こんな理由で~!?」

という驚きが忘れられないエピソードでした。


クリマイに登場するシリアルキラーは
いろんな理由で犯罪を起こしますが

こういう理由もあるんですね(;´Д`)


5人目の被害者が狙われて
絶体絶命の危機になるんだろうな!

と、ドキドキしながら見てましたが
それもあっさりと裏切られてしまいましたね~。


本当に迷宮に迷い込んで
「出口(結果)はどうなるんだろう」と
ハラハラせずには見られないエピソードでした。


ホッチの話がなかったら
かなりどよ~んとした気持ちで終わったような気がします。



邦題はなんで「テセウスの迷宮」なの?

原題は「Fate(宿命)」ですが
邦題は「テセウスの迷宮」なんですね。

ギリシャ神話が関係している今回の
エピソードらしい題名ですが
テセウスって?


調べてみたら
テセウスはギリシャ神話に登場する
伝説のアテーナイ王なんですね。


テセウスの武勇伝で知られるのが「ミーノータウロス退治」
ですが、ミーノータウロスを退治の時に
脱出不可能と呼ばれていた迷宮を
赤い麻糸を使って無事に脱出した
というところが、今回の題名につながったのでしょうか。


ギリシャ神話も読んでいると
ワクワクしたり興味が湧いてきますが
犯人はそのワクワクを違う方向に向けてしまったようですね…


ジャック大きくなったね!

ジャックが通う学校の
「キャリアデイ」に
自分の仕事の話をして欲しい、と
お願いされてるホッチ。


話す分には問題ないのですが
ホッチが気がかりなのは
自分が追いかけているシリアルキラーの一人が
ジャックの母親を殺害したという事実。

つらい過去をほじくりだしてしまうのでは
と、ホッチはどうしようか迷っていたんですよね。


でも、最後は
ジャックのクラスの子供達をBAUに招待して
“プロファイリング”の実演をして
子どもたちは大喜び!


びっくりしたのは
ジャックがすごく大きくなっていたことワォ!!(゚∀゚屮)屮


初めて登場したのは
シーズン1でしたっけ
(演じている子役は、シーズン3からの登場)。


本当に大きくなりましたよね。


ジャックの誕生日が
2005年10月5日なので
エピソードの時点では8歳でしょうか。


将来どうなるのかな~
エピソード続いたら
引退したホッチの代わりにFBI捜査官?!


楽しみデスね((o(´∀`)o))ワクワク


ロッシ:「猫の餌やりに行くんだろうよ」

このエピソードでもう一つ良かったのは
出番が少なかったけど
ロッシのセリフですね~。

エピソードの始め
キャリアデイのことで悩んでるホッチに
そっとアドバイスするのも好きだったんですが

一番良かったのは
ジャックのクラスメイトが
担任の先生をプロファイリングした時。


「先生はジャックのお父さんが好きなのよ。
だって先生は大好きな猫の話をする時
すごく早口になるけど、今日もそう」


先生はバツが悪そうに
ささ~っと去ってしまいます(笑)


それを見たロッシが一言。
“Probably had to go feed the cat.”
(猫の餌やりに行くんだろうよ)


いいね、ロッシ、この空気を読んだセリフ!


このエピソードの中で
一番好きなシーンです!!



マックス・プール

予告してから殺害するという事例で
リードが名前を上げたのが
マックス・プール(Max・Poole)

このシリアルキラーは
クリマイ3第6話「伝説のプロファイラー」に登場した人物。


ロッシクリマイデビュー作ですね。
被害者の顔を印刷した
行方不明者のチラシをそこら中に張りまくった
キモい犯人でしたね。




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クリミナル・マインドシーズン9第23話「天使と悪魔(Angel)前編」のあらすじと感想

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シーズン9最終話の前編!


娼婦を襲う連続犯を追うホッチたち
今回の犯人はかなり手強いぞ


ドキドキハラハラの展開
そして前編最後は
BAUメンバーが凶弾に!


もう絶対見逃したら後悔する
クリミナル・マインドシーズン9第23話「天使と悪魔(Angel)前編」
のあらすじと感想です。









「天使と悪魔 前編」のあらすじ

クルーズは
元テキサス・レンジャーで
現在テキサス州ブリスコ群で保安官を務める友人
ピーター・コールマン(Peter Coleman)から捜査依頼を受ける。


コールマンの管轄区では
娼婦とポン引きが殺害されるという事件が過去11ヶ月に2件発生しており
昨日はアビゲイル・ジョーンズ(Abigail Jones)という娼婦の遺体が
ゴミ捨て場で発見された。

どの遺体にも
手首にロープの痕があり
後頭部を銃で撃たれていた。

さらに
背中には線状の傷が無数にあり
性的暴行は見られなかった。


こうした不可解な遺体の状況から
コールマンは友人であるクルーズを通して
ホッチナーたちに捜査を依頼してきたのだった。


娼婦たちが集まるバーを訪れたモーガンとJJ。
そこでモーガンは、アビゲイルの仕事仲間で
同じく娼婦のタバサ(Tabitha)から
アビゲイルが最後に会った客が
「マック・ザ・ナイフ」と名乗る人物だったということがわかる。



アビゲイルの姉から事情を聞くJJ。
それによると、アビゲイルの最後の電話ではいつもと違い
すべてのことに対して謝り
「”やつら”が捕まえに来る」と話していたという。



警察署にミルズ(Mills)牧師が情報提供にやってくる。
ミルズ牧師によると、ルーカスはミルズ牧師に
自分はポン引きではなく男娼であると打ち明けていた。



検死結果の報告を聞くロッシとブレイクだったが
検死がずさんに行われていたことに驚きをかくせずにいた。


遺体につけられた特徴的な傷痕を見たロッシは
合意的なSMプレイによるものではないかと推測する。



タバサが遺体となって発見された。

タバサの背中には
殺害後切り傷がつけられており
SMプレイという線は消えた。


さらに
タバサの足からはラベンダーの香りがした。


ホッチナーたちが犯人のプロファイルを発表した後
ガルシアはタバサのクレジットカードの記録から
「マック・ザ・ナイフ」が小学校の校長を務める
マッキンタイア(McIntyre)人物ということを突き止める。


マッキンタイアによると
彼は被害者たちと面識はあったものの
胸の傷を見せ、自分はMの側だったと主張する。



さらにガルシアの調査で
ミルズ牧師の意外な過去がわかる。

ポン引きで逮捕歴のあるミルズ牧師だったが
ホッチナーはミルズ牧師が今回の殺人事件の犯人ではなく
何者かがミルズ牧師の過去を利用して
犯人に仕立てているのではないかと推測する。


ポン引きが娼婦たちを殺害するというのは
矛盾していると考えたからだ。



ミルズ牧師の自宅に急行するホッチナーたちだったが
そのころミルズ牧師は犯人の罠にはまり
どんどん追いつめられて入ったのだった…



「天使と悪魔 前編」の感想

シーズン最後のエピソード、ということで
どんだけ異常な犯人が出てくるのだろうか
どんだけ猟奇的なんだろうか

と、かなりドキドキしながら見ていましたが
じわじわっとスリルが訪れるような話の展開でした。



ずさんな検死なんて
クリマイ史上初めてじゃないか?

という目新しさはあったものの
飛び抜けてなにか違う、というのは
「目立って」なかったですよね。



でも
牧師や校長など
聖職についていると言われる人物を
犯罪に巻き込んだり

背後に潜む大きな黒幕が徐々に姿を現すなど

「あれ、けっこうすごい展開かも?!」
がじわじわと実感できて
なんだかすごくゾクゾクしてきました。


後半になると
もっとそれが出てくるのですが
これ以上言うのやめときますね^^;


ミルズ牧師が犯人にどんどん追いつめられて
ドツボにはまっていくのが見るに耐えられず

「気づいて~><」

と、何度絶叫したことか。


そして
私の願いは叶うことなく前編の最後へ


ここでまた
「いやあ~o(;>△<)O」

というようなシーンが。


どうにかなるのはわかるけど
もうどうなっちゃうんだろう


「まったく
クリフハンガーじゃなくて本当によかったよ(;´・ω・)」


というような終わり方でしたよね。



え、モーガンちょっとそれ(赤面)

エピソードの初め
深夜に呼びだされたBAUメンバーたが
アルペンで話をしているとき

ようやく夫婦水入らずの時間を
過ごそうと思ったのに…
とぼやくJJに向かって

“Dust off the old cobwebs.”って言いましたよね。


直訳すると
蜘蛛の古巣を取り払うってことですが


話の流れからすると…


なんとなくわかりますよね^^;


モーガンがそんなことを言うなんて
って、ちょっとこっちが恥ずかしくなりました。


ハウスハンターズ

これもまた冒頭のシーンですが
アレックスがスペンサーに
見たかった「ハウスハンターズ」をダンナが一人で見てる
とぼやいていましたが

調べてみたら「ハウスハンターズ」は
アメリカで人気のテレビ番組。

家を購入したいカップルが登場して
3件の物件のうち、一番気に入ったものを購入する
という内容なんだそうです。


何かドラマ番組かと思ったけど
なるほど、アレックスはこういう番組が好きなんですね~。


意外。



後編観たくて
居ても立ってもいられないのではないでしょうか。


前編並に後編も
スリルやアッと驚く展開が待ってます。


お楽しみに~!




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クリミナル・マインドシーズン9第24話「天使と悪魔(Demons)後編」のあらすじと感想

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シーズン9の最終話!


クリフハンガーじゃなくて良かったと
最高にホッとするような終わり方だった前編


真犯人にはめられたミルズ
凶弾に倒れたBAUメンバーの運命は?

その真犯人てどんな奴?!


気になることはたくさん
驚きやドキドキはまだまだ続くよ
最後までお見逃しなく!


クリミナル・マインドシーズン9第24話
「天使と悪魔(Demons)後編」のあらすじと感想です。








前編の最後は
銃を持ちダイナーに立てこもったミルズと
BAUメンバー、警察が対峙
その後銃撃戦が始まりました。


追いつめられたミルズは発砲を繰り返し

この銃撃戦でコールマン保安官
ブレイクをかばったリード
ダイナーに突入したモーガンが撃たれてしまいました…



「天使と悪魔 後編」のあらすじ

ミルズとの激しい銃撃戦で
撃たれたコールマン保安官は死亡してしまう。

リードは首に銃弾を受け
ブレイクの必死の呼びかけにもかかわらず
意識を失っていった。



同じく銃弾を受けたモーガンだったが
弾は防弾ベストで止まり事なきを得た。

逃げるミルズをJJと共に猛追し
再び激しい銃撃戦を繰り返すが
ミルズが射殺されて幕を閉じる。


集中治療を受けているリードを待合室で待つブレイクは
「(スペンサーじゃなくて)自分だったはず」と
複雑な心境をJJに吐露する。



ホッチナーは銃撃戦が行われたダイナーには
3体の遺体があったが周りに血痕はなく
どこかで殺害されて運び込まれたことを指摘する。

しかし
ミルズの車には血痕が残っていなかったことから
何者かが運んだ可能性が高くなった。



リードと同じ病院で怪我の治療を受けていたモーガンは
JJらに始めの銃弾を発泡したのはミルズではないという見解を示す。

事実、モーガンが防弾ベストに受けた銃弾と
コールマンを撃った銃弾は違っていた。


さらにJJは
被害者たちがPool Hallに関係する人々であることを指摘する。
Pool Hallの関係者で生存すのはディナ(Dinah)ひとり。

メンバーたちはディナの身柄を拘束しようとするが
ディナを見つけることはできなかった。

ディナの自宅には荷造りされた旅行かばんが残されたまま
JJはディナと息子らしき少年が一緒に写った写真を見つける。



ロッシたちが保安官事務所に戻ると
ディナが拘束されたという報告が入る。

ディナを連行したのは
オーエン・マクレガー(Owen McGregor)保安官。

マクレガー保安官は
ルート13号線でディナを発見したということだが
どうやってディナがそこにいたのか
というところは濁されてしまった。


さらに
写真の少年がディナの息子と確認し
そこからディナの協力を得ようと取り調べていたJJだが
ベネット(Bennett)保安官の姿を見たディナは態度を硬化。

ホッチナーたちは
次第に保安官たちと距離を置くようになる…



「天使と悪魔 後編」の感想

聖職者たちが犯罪にかかわっているエピソードですが
最後の最後までそうでしたね。


真犯人はなるほど
という人物でしたが
う~ん、なんていうか
自分の立場を利用した
本当にヤなヤツでしたヽ(`Д´)ノプンプン


今シーズンの最終話は
アクションシーンが多かったせいか
かなりスリルがありましたね。

シーズン8のようなドラマちっくなエピソードでなく
プロファイリングを楽しめた話の展開で
本来の「クリミナル・マインド」を楽しむことができ
すごく良かったです!


シリアルキラーは
最後を飾るにはちょっとキャラ不足?
な気もしたけど

人を操って陥れる巧妙さはなかなかでしたし
あまり不満には感じませんでした。


クリマイのシリアルキラーでインパクトあるといえば
リーパーで、あれ以上、というとちょっときついですよね^^;


スペンサーも
回復してよかったε-(´∀`*)ホッ
としたのもつかの間


回復してからも
生命を脅かされる場面があって
最後の最後まで予想できない展開に
すっかり魅了されてしまいました。

私の好きなエピソードに入ります♪



さよなら、アレックス

今シーズンでBAUを去ったアレックス。

地味なキャラで
最後もそっと去って行きましたね。


エミリー・プレンティスの後ということで
なおさら物足りなさを感じてしまったんですよね。


スペンサーが重傷を負って励ます時
「イーサン」と呼びかけていて

「誰?」と思ったのですが
ブレイクは息子を病気で亡くしてしまった
過去があったんですね。


アレックス登場最後に
アレックスの過去かあ、と思いました。


前も言ったけど
もうちょっと優等生キャラを崩したら
親しみあったんですけど
なんかもったいない気がしますね。


アレックスを演じている
ジーン・トリプルホーンも
役にはまっててカッコ良かっただけに
なんか残念です(;´Д`)


モーガン、似合わないよ(/_;)

激しい銃撃戦で負傷し
病院で手当を受けていたモーガン。

入院服着てたけど
似合わなかったですね(;´・ω・)

やっぱりモーガンは
いつものFBIエージェントルックが似合ってますよね。


ガルシアお手柄!

スペンサーにずっと寄り添っていたガルシア。

意識が回復して真っ先に眼に入るようにと
ドクター・フーのフィギュアを用意したり

意識が戻った時にも
ジュースや好物のジェロージェリーを
持ってきてくれたり。


でも何よりもすごかったのは
ガルシアがスペンサーの命を守ったことですよね。


スペンサーじゃないけど
ガルシアがいなかったら…

本当に今回の話も違ったものに
なっていたでしょうね。


あ、ちなみに
ドクター・フー関連の話になりますが
この二人、シーズン7でSCI-FI-GATEにでかけた時
ドクター・フーに登場するキャラのコスプレしてました。

cm7-23


このマフラーがスペンサーの自作
というのが、筋金入りですよね(笑)


スペンサー、切なくなるね

最後のシーンで
スペンサーの所持品の中から
コナン・ドイルの「ジョン・スミスの物語」
ちらっと出てきましたね。


大事に持ってるって
スペンサーメイヴのことまだ忘れられないのかな
なんか切なくなってきました(/_;)

待合室でアレックスとJJの会話に仲間入りすると
「スペンサーのお父さんぶり、見てみたいね(笑)」


いろんなことがあったけど
スペンサーには幸せになってもらいたいです。



シーズン9も終わり
今回のシーズンはいかがでしたか?


それではまた
シーズン10でお会いしましょう~(^_^)/~



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